クルオシイチ

狂おしい血

T・J・マグレガー
古賀弥生


狂おしい血

ジャンル
海外ミステリ > サスペンス
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
クィン&マクレアリ・シリーズ 5

判型:文庫判
ページ数:518ページ
初版:1994年1月28日

ISBN:978-4-488-27705-5
Cコード:C0197
文庫コード:M-マ-6-5



内容紹介

あれから一年が過ぎた。マクレアリとは別居したまま。彼の記憶はあらかた戻ったとはいえ、自分と過ごした数年間についてはまだ曖昧だ。もう、わたしたちは終わり……。そんな想いに沈むクィンに、ある日、友人夫婦からカヌー旅行への誘いがかかった。マクレアリも一緒だという。まさか、それが狂気に満ちた旅になろうとは! 


T・J・マグレガー

アメリカの作家。1950年生まれ。いくつかの職を経てトラベル・ライターとして物書きの世界に身を投じ、1985年に作家デビュー。翌年発表された<クィン&マクレアリ・シリーズ>の第一作、『闇に抱かれた女』でその地位を確立した。また同時に<女刑事アリーン・シリーズ>も刊行、重厚な筆致と緻密な心理描写で幅広い読者層を獲得している。単独作品に異色作『霊能者狩り』等がある。


古賀弥生

(コガヤヨイ )

東京女子大学文理学部英米文学科卒。ブラッドリー『パイは小さな秘密を運ぶ』『人形遣いと絞首台』『水晶玉は嘘をつく?』、ナイト『夏の沈黙』、マカルパイン『青鉛筆の女』など訳書多数。