第16回本屋大賞翻訳小説部門受賞作

第10回翻訳ミステリ大賞受賞作

第7回翻訳ミステリー読者賞受賞作

カササギサツジンジケン

カササギ殺人事件〈上〉

アンソニー・ホロヴィッツ
山田蘭


カササギ殺人事件〈上〉

ジャンル
海外ミステリ > ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:360ページ
初版:2018年9月28日

ISBN:978-4-488-26507-6
Cコード:C0197
文庫コード:M-ホ-15-1

装画:Will Staehle
装幀:Will Staehle/中村聡


内容紹介

*第1位『このミステリーがすごい! 2019年版』海外編 
*第1位〈週刊文春〉2018ミステリーベスト10 海外部門
*第1位『2019本格ミステリ・ベスト10』海外篇
*第1位〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい! 海外篇
*第1位 2019年本屋大賞〈翻訳小説部門〉
*第1位 第10回翻訳ミステリー大賞
*第1位 第7回翻訳ミステリー読者賞

1955年7月、サマセット州にあるパイ屋敷の家政婦の葬儀が、しめやかに執りおこなわれた。鍵のかかった屋敷の階段の下で倒れていた彼女は、掃除機のコードに足を引っかけたのか、あるいは……。その死は、小さな村の人間関係に少しずつひびを入れていく。余命わずかな名探偵アティカス・ピュントの推理は──。アガサ・クリスティへの愛に満ちた完璧なるオマージュ・ミステリ!





アンソニー・ホロヴィッツ

イギリスを代表する作家。ヤングアダルト作品〈女王陛下の少年スパイ! アレックス〉シリーズがベストセラーに。また、人気テレビドラマ『刑事フォイル』の脚本、コナン・ドイル財団公認の〈シャーロック・ホームズ〉シリーズの新作長編『シャーロック・ホームズ 絹の家』などを手掛ける。アガサ・クリスティへのオマージュ作『カササギ殺人事件』では『このミステリーがすごい!』『本屋大賞〈翻訳小説部門〉』の1位に選ばれるなど、史上初の7冠を達成。その続編の『ヨルガオ殺人事件』も絶讃を博した。また、〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉シリーズ『メインテーマは殺人』『その裁きは死』でも、年末ミステリランキングを完全制覇している。


山田蘭

(ヤマダラン )

英米文学翻訳家。ホロヴィッツ『カササギ殺人事件』『ヨルガオ殺人事件』『メインテーマは殺人』『その裁きは死』、ギャリコ『トマシーナ』、ディヴァイン『悪魔はすぐそこに』、ハレット『ポピーのためにできること』など訳書多数。