ナイフヲヒネレバ

ナイフをひねれば

アンソニー・ホロヴィッツ
山田蘭


ナイフをひねれば

ジャンル
海外ミステリ > ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:450ページ
初版:2023年9月8日

ISBN:978-4-488-26514-4
Cコード:C0197
文庫コード:M-ホ-15-8

装画:Will Staehle
装幀:Will Staehle/中村聡


内容紹介

「われわれの契約は、これで終わりだ」彼が主人公のミステリを書くことに耐えかねて、わたし、作家のホロヴィッツは探偵ホーソーンにこう告げた。翌週、わたしの戯曲を酷評した劇評家の死体が発見される。凶器はなんとわたしの短剣。かくして逮捕されたわたしにはわかっていた。自分を救ってくれるのは、あの男だけだと。〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉シリーズの新たな傑作! 解説=三橋曉

*第2位『このミステリーがすごい! 2024年版』海外編
*第2位〈週刊文春〉2023ミステリーベスト10 海外部門
*第2位〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい!2024年版 海外篇
*第3位『2024本格ミステリ・ベスト10』海外篇


アンソニー・ホロヴィッツ

イギリスを代表する作家。ヤングアダルト作品〈女王陛下の少年スパイ! アレックス〉シリーズがベストセラーに。また、人気テレビドラマ『刑事フォイル』の脚本、コナン・ドイル財団公認の〈シャーロック・ホームズ〉シリーズの新作長編『シャーロック・ホームズ 絹の家』などを手掛ける。アガサ・クリスティへのオマージュ作『カササギ殺人事件』では『このミステリーがすごい!』『本屋大賞〈翻訳小説部門〉』の1位に選ばれるなど、史上初の7冠を達成。その続編の『ヨルガオ殺人事件』も絶讃を博した。また、〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉シリーズ『メインテーマは殺人』『その裁きは死』でも、年末ミステリランキングを完全制覇している。


山田蘭

(ヤマダラン )

英米文学翻訳家。ホロヴィッツ『カササギ殺人事件』『ヨルガオ殺人事件』『メインテーマは殺人』『その裁きは死』、ギャリコ『トマシーナ』、ディヴァイン『悪魔はすぐそこに』、ハレット『ポピーのためにできること』など訳書多数。