テンシノシンダナツ

天使の死んだ夏〈上〉

モンス・カッレントフト
久山葉子


天使の死んだ夏〈上〉

ジャンル
海外ミステリ > ミステリ
海外ミステリ > 警察小説
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:338ページ
初版:2013年10月11日

ISBN:978-4-488-25605-0
Cコード:C0197
文庫コード:M-カ-11-3

写真:(c)Pekka Stalnacke/Etsa/Corbis/amanaimages Aflo
装幀:中村聡


内容紹介

夏の天使よ、お前を殺しはしない。甦らせるだけだ。再び純潔になるのだ。それとも、本当に殺そうか。愛を再生させるために……。燃え上がるように暑い夏。公園で一人の少女が保護された。傷だらけなのに全身が磨かれたように清潔で真っ白。事件当時の記憶はない。彼女になにが? 記録的な暑さのもとリンショーピン市犯罪捜査課のモーリン・フォシュは不吉な予感に苛まれていた。スウェーデンミステリ界を震撼させたシリーズ第二弾。



久山葉子

(クヤマヨウコ )

1975年兵庫県生まれ。神戸女学院大学文学部英文科卒業。スウェーデン在住。主な訳書にペーション『許されざる者』、マークルンド『ノーベルの遺志』、カッレントフト『冬の生贄』、ランプソス&スヴァンベリ『生き抜いた私 サダム・フセインに蹂躙され続けた30年間の告白』などがある。