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蛇、もっとも禍し〈上〉

ピーター・トレメイン
甲斐萬里江


蛇、もっとも禍し〈上〉

ジャンル
海外ミステリ > 歴史ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
修道女フィデルマ・シリーズ

判型:文庫判
ページ数:338ページ
初版:2009年11月13日

ISBN:978-4-488-21812-6
Cコード:C0197
文庫コード:M-ト-6-6

装画:八木美穂子
装幀:柳川貴代+Fragment


内容紹介

女子修道院で、頭部のない若い女性の死体が見つかった。身元を示すものはなかったが、腕に結びつけられた木片には、アイルランドの古い文字オガムが刻まれ、掌には十字架を握り締めていた。事件を調査すべく海路修道院に向かう途中、フィデルマは乗組員すべてがいきなり消え失せたかのように、無人で漂う大型船に遭遇。さらに誰もいない船内で思いもよらぬ物を発見する。王の妹にして弁護士、美貌の修道女フィデルマの推理が冴える。



ピーター・トレメイン

1943年英国生まれ。本名はピーター・ベレスフォード・エリス。ケルト関係の学術書を数多く著し、学会の会長や理事もつとめる著名なケルト学者でもある。また小説家としても精力的に活動しており、ピーター・トレメイン名義の代表作《修道女フィデルマ・シリーズ》をはじめ、ホラーやファンタジー、ピーター・マッカラン名義のスリラーなどを刊行している。