ムーアノヤカタ

原野の館

ダフネ・デュ・モーリア
務台夏子


在庫あり

定価:1,320円 (本体価格:1,200円)

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原野の館

ジャンル
海外ミステリ > サスペンス
海外ミステリ > ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:424ページ
初版:2021年3月12日

ISBN:978-4-488-20606-2
Cコード:C0197
文庫コード:M-テ-6-5

装画:荻原美里
装幀:柳川貴代+Fragment


内容紹介

母が亡くなり、叔母の住むジャマイカ館に身を寄せることになったメアリー。だが、原野(ムーア)の只中に建つ館で見たのは、昔の面影もなくやつれ、怯える叔母と、その夫で荒くれ者の大男だった。寂れた館、夜に集まる不審な男たち、不気味な物音。ここで何が起きているのか? 『レベッカ』「鳥」で知られる名手デュ・モーリアが、コーンウォールを舞台に描くサスペンスの名作、新訳決定版。 解説=瀧井朝世


ダフネ・デュ・モーリア

1907年ロンドン生まれ。祖父が高名な作家で画家、父が舞台俳優兼演出家、母が舞台女優という芸術家一家の三人姉妹の次女として生まれる。1931年作家デビュー、1938年の『レベッカ』が世界的なベストセラーとなった。コーンウォールの荒々しい自然を愛し、夫との間に三人の子供をもうけた。1989年没。


務台夏子

(ムタイナツコ )

英米文学翻訳家。訳書にオコンネル『クリスマスに少女は還る』『愛おしい骨』、デュ・モーリア『鳥』、エスケンス『償いの雪が降る』『過ちの雨が止む』、スワンソン『そしてミランダを殺す』『8つの完璧な殺人』などがある。