サイモンアークノジケンボ4

サイモン・アークの事件簿〈IV〉

エドワード・D・ホック
木村二郎


サイモン・アークの事件簿〈IV〉

ジャンル
海外ミステリ > 本格ミステリ
海外ミステリ > 連作短編集
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:326ページ
初版:2012年12月21日

ISBN:978-4-488-20112-8
Cコード:C0197
文庫コード:M-ホ-4-11

装画:北見隆
装幀:北見隆


内容紹介

まだ見ぬ人知を超えた存在と巡り合うため、二千年の歳月を生きる謎の男サイモン・アークの旅は続く。鐘の音が鳴り響く修道院で起きた中国人修道士殺害事件、北米の湖に出現し四人もの人を殺めた大海蛇の怪異、かの切り裂きジャックが遺した秘宝のありかとその正体……この世のむこう側を垣間見させる、伝説と怪異に彩られた八つの妖しい事件から、鋭敏な推理力で真実を導き出すオカルト探偵の活躍、日本オリジナルの第四短編集。訳者あとがき=木村仁良

*第9位『IN★POCKET』2013文庫翻訳ミステリーベスト10/読者部門
*第9位『2014本格ミステリ・ベスト10』海外編


目次

「悪魔の蹄跡(ひづめあと)」
「黄泉(よみ)の国の判事たち」
「悪魔がやって来る時間」
「ドラゴンに殺された女」
「切り裂きジャックの秘宝」
「一角獣の娘」
「ロビン・フッドの幽霊」
「死なないボクサー」


エドワード・D・ホック

アメリカの作家。1930年ニューヨーク州生まれ。1955年、雑誌にサイモン・アークもの第1作となる短編「死者の村」が掲載されデビュー。以降50年以上にわたり、短編ミステリの第一人者として活躍し続けた。サイモン・アーク、怪盗ニック・ヴェルヴェット、レオポルド警部やサム・ホーソーン医師など、多種多彩なキャラクターを起用して謎解きの醍醐味を満喫させる作風は本国でも高く評価され、2001年にはアメリカ探偵作家クラブ(MWA)生涯功労賞を受賞したほか、数々の栄誉に輝いている。2008年没。