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コネチカット州の小さな町で、顔を砕かれた若い女性の死体が発見された。頭蓋骨をもとに復元された生前の容貌が導き出したのは、女優になる夢を抱いて故郷を出た少女が惨殺されるまでの5年間の空白だった。その間に何が? そして、彼女を殺したのは? ダナハー警部とマロイ刑事は被害者の過去を追い、ニューヨークへ……。『失踪当時の服装は』と並ぶ警察小説の巨匠の初期傑作。 解説=川出正樹
*第3位『IN★POCKET』文庫翻訳ミステリーベスト10/作家部門
*第10位『IN★POCKET』文庫翻訳ミステリーベスト10/総合部門
*第5位『2006本格ミステリ・ベスト10』/海外ランキング
ヒラリー・ウォー
1920年アメリカ生まれ。1952年に刊行した『失踪当時の服装は』で注目されて以降、地方都市を舞台にした警察小説を発表。コネティカット州ストックフォード警察署のフェローズ署長を主人公にしたシリーズは、『事件当夜は雨』『冷えきった週末』など、本格ミステリの妙味溢れる緻密な秀作が多い。1989年にMWAから生涯功労賞を贈られる。翌年『この町の誰かが』を発表、健筆ぶりを示した。2008年没。