ハルニハスベテノナゾガトケル

春にはすべての謎が解ける

アラン・ブラッドリー
古賀弥生


春にはすべての謎が解ける

ジャンル
海外ミステリ > 少年・少女探偵
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
少女探偵フレーヴィア・シリーズ

判型:文庫判
ページ数:438ページ
初版:2014年4月25日

ISBN:978-4-488-13606-2
Cコード:C0197
文庫コード:M-フ-21-5

装画:松村葉子
装幀:内海由


内容紹介

復活祭まであと少し。教会に眠る聖人のお墓が、考古学研究のため開かれようとしているところ。その発掘現場に居合わせたフレーヴィアは、地下霊廟で失踪したオルガン奏者のおかしな死体を発見してしまう。元気に調べはじめたけれど、とうとう我が家が売りに出されることになってしまって……。世界中で大人気の少女探偵フレーヴィア・シリーズ、驚きの展開が待ち受ける第五弾! 解説=上條ひろみ



アラン・ブラッドリー

1938年トロント生まれ。ライアソン大学卒業後、テレビのエンジニア、大学教員を経て、2007年『パイは小さな秘密を運ぶ』で英国推理作家協会賞(CWA)デビュー・ダガーを受賞。2009年に刊行された同書は、カナダ生まれの70歳を超える新人作家が描く、イギリスを舞台にした11歳の少女探偵ミステリとして世界中で大きな話題となり、アガサ賞、エリス賞、ディリス賞など9つもの賞を受賞する。このフレーヴィア・シリーズは、世界37か国で累計300万部を上回る人気を博す。


古賀弥生

(コガヤヨイ )

東京女子大学文理学部英米文学科卒。ブラッドリー『パイは小さな秘密を運ぶ』『人形遣いと絞首台』『水晶玉は嘘をつく?』、ナイト『夏の沈黙』、マカルパイン『青鉛筆の女』など訳書多数。