サンタクロースハユキノナカ

サンタクロースは雪のなか

アラン・ブラッドリー
古賀弥生


サンタクロースは雪のなか

ジャンル
海外ミステリ > 少年・少女探偵
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
少女探偵フレーヴィア・シリーズ

判型:文庫判
ページ数:346ページ
初版:2012年11月16日

ISBN:978-4-488-13605-5
Cコード:C0197
文庫コード:M-フ-21-4

装画:村松葉子
装幀:内海由


内容紹介

クリスマスの季節、あたしはとっておきのサンタクロース捕獲計画を立てている。一方で父は、経済的困窮を打開するため、バックショー荘を映画撮影に貸し出すことにした。屋根修理基金を集めたい司祭がそれに便乗し、大女優に『ロミオとジュリエット』を演じてもらえることにもなった。けれど上演の夜、大雪で屋敷が孤立してしまい……。CWAなど九冠受賞の少女探偵シリーズ。解説=酒井貞道


アラン・ブラッドリー

1938年トロント生まれ。ライアソン大学卒業後、テレビのエンジニア、大学教員を経て、2007年『パイは小さな秘密を運ぶ』で英国推理作家協会賞(CWA)デビュー・ダガーを受賞。2009年に刊行された同書は、カナダ生まれの70歳を超える新人作家が描く、イギリスを舞台にした11歳の少女探偵ミステリとして世界中で大きな話題となり、アガサ賞、エリス賞、ディリス賞など9つもの賞を受賞する。このフレーヴィア・シリーズは、世界37か国で累計300万部を上回る人気を博す。


古賀弥生

(コガヤヨイ )

東京女子大学文理学部英米文学科卒。ブラッドリー『パイは小さな秘密を運ぶ』『人形遣いと絞首台』『水晶玉は嘘をつく?』、ナイト『夏の沈黙』、マカルパイン『青鉛筆の女』など訳書多数。