ヨルヲネガウ

夜を希う

マイクル・コリータ
青木悦子


夜を希う

ジャンル
海外ミステリ > ミステリ
海外ミステリ > サスペンス
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:478ページ
初版:2011年10月14日

ISBN:978-4-488-11703-0
Cコード:C0197
文庫コード:M-コ-12-1

写真:(C)Dominque Dreyfus
装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。


内容紹介

LAタイムズ最優秀ミステリ賞受賞作
「デヴィンが戻ってくる」──父の友人から連絡を受け、フランクは人里離れた氾濫湖へ向かう。父を裏切った男を殺すために。だが途中で車の衝突事故を起こしてしまう。相手の男は、謎の美女とデヴィンのキャビンに滞在していた。さらにデヴィンが何者かに銃撃されたという情報が入る。予想外の方向へ疾走する復讐の行方、そして断片的に綴られたある人物の心理描写(モノローグ)が最後に示す、父親の死の真相とは? 解説=三橋曉



マイクル・コリータ

1982年、アメリカ生まれ。22歳のときに私立探偵リンカーン・ペリーが主人公のハードボイルド小説『さよならを告げた夜』を上梓し、アメリカ探偵作家?楽部(MWA)のエドガー賞処女長篇賞にノミネートされる。シリーズはその後4作目まで発表されている。初のノン・シリーズ作品『夜を希う』ではLAタイムズ最優秀ミステリ賞を受賞。主な作品に『冷たい川が呼ぶ』(2010)、The Cypress House(2011)、The Prophet(2012)、Those Who Wish Me Dead(2014)など。


青木悦子

(アオキエツコ )

東京都生まれ。英米文学翻訳家。主な訳書にロブ〈イヴ&ローク〉シリーズ、アダム「ヴァイオリン職人の探求と推理」「ヴァイオリン職人と天才演奏家の秘密」「ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器」、マクドネル「平凡すぎて殺される」など。