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第四作品集に至っても驚異的なクオリティーを保ちつづける〈ブラウン神父〉シリーズ。容疑者の不可解な行為の謎と意外な真相「大法律家の鏡」、この世の出来事とは思えぬ状況で発生した金塊消失事件「飛び魚の歌」、常識を超えたユーモアと恐怖の底に必然的動機がひそむ「ヴォードリーの失踪」など全10編を収録。シリーズの精髄である逆説とトリックが???る、逸品揃いの短編集。解説=高山宏
「ブラウン神父の秘密」
「大法律家の鏡」
「顎鬚(あごひげ)の二つある男」
「飛び魚の歌」
「俳優とアリバイ」
「ヴォードリーの失踪」
「世の中で一番重い罪」
「メルーの赤い月」
「マーン城の喪主」
「フランボウの秘密」
G・K・チェスタトン
1874年イギリス生まれ。作家、評論家。逆説と諧謔の大家として知られ、〈ブラウン神父〉シリーズに代表される短編推理小説は、コナン・ドイルの作品と並んで後世の作家たちに計り知れない影響を与えた。また長編『木曜の男』などに顕著な独特の幻想性により、現在でも熱狂的な読者を獲得している。1936年没。
中村保男
(ナカムラヤスオ )1931年生まれ。東京大学文学部英文学科卒業。英米文学翻訳家。翻訳研究・翻訳技術に関する著書も多数ある。2008年12月9日歿。