ブラウンシンプノフシン

ブラウン神父の不信

  【新版】

G・K・チェスタトン
中村保男


ブラウン神父の不信

ジャンル
海外ミステリ > 本格ミステリ
海外ミステリ > 連作短編集
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
ブラウン神父シリーズ

判型:文庫判
ページ数:318ページ
初版:1982年3月12日
改版:2017年5月26日

ISBN:978-4-488-11015-4
Cコード:C0197
文庫コード:M-チ-3-3

装画:八木美穂子
装幀:山田英春


内容紹介

名作揃いの〈ブラウン神父〉シリーズでも、特に傑作が集まっている第三集が、読みやすくなって新しいカバーでリニューアル! これを読まずしてブラウン神父は語れないほどの傑作「犬のお告げ」、チェスタトンならではの大胆で奇想天外な密室トリックが炸裂する「ムーン・クレサントの奇跡」など、珠玉の8編を収録する。ブラウン神父の魅力あふれる名推理をどうぞご堪能あれ! 解説=法月綸太郎


目次

「ブラウン神父の復活」
「天の矢」
「犬のお告げ」
「ムーン・クレサントの奇跡」
「金の十字架の呪い」
「翼ある剣」
「ダーナウェイ家の呪い」
「ギデオン・ワイズの亡霊」


G・K・チェスタトン

1874年イギリス生まれ。作家、評論家。逆説と諧謔の大家として知られ、〈ブラウン神父〉シリーズに代表される短編推理小説は、コナン・ドイルの作品と並んで後世の作家たちに計り知れない影響を与えた。また長編『木曜の男』などに顕著な独特の幻想性により、現在でも熱狂的な読者を獲得している。1936年没。


中村保男

(ナカムラヤスオ )

1931年生まれ。東京大学文学部英文学科卒業。英米文学翻訳家。翻訳研究・翻訳技術に関する著書も多数ある。2008年12月9日歿。