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極地の洋上を舞台にした怪異譚「北極星号の船長」、高空飛行の限界に挑むパイロットが目撃した怪物の世界「大空の恐怖」、アンティークが呼びさます古の出来事「革の漏斗」「銀の斧」、ファム・ファタルに翻弄されてゆく男の曲折をつぶさに描く「ジョン・バリントン・カウルズ」「寄生体」など12編を収録。シャーロック・ホームズを生んだコナン・ドイルの、怪奇小説作家としての横顔に焦点を定める。理趣と夢想・幻想のあわいを軽やかに往還する、ドイル・コレクション第2集。解説=西崎憲
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「大空の恐怖」
「北極星号の船長」
「樽工場の怪」
「青の洞窟の恐怖」
「革の漏斗」
「銀の斧」
「ヴェールの向こう」
「深き淵より(デ・プロフンディス)」
「いかにしてそれは起こったか」
「火あそび」
「ジョン・バリントン・カウルズ」
「寄生体」
アーサー・コナン・ドイル/アーサー・コナン・ドイル
イギリスの作家。1859年生、1930年歿。開業医をしていたが芳しくなく、生活のために筆をとり、1891年『緋色の研究』で名探偵シャーロック・ホームズを創造。これが圧倒的な人気を集め、一躍作家的地位を確立した。一方『勇将ジェラールの回想』等の歴史小説、チャレンジャー教授の活躍する『失われた世界』等のSFにもすぐれた業績を残し、それぞれの分野の古典として今なお愛読されている。
北原尚彦
(キタハラナオヒコ )1962年東京都生まれ。青山学院大学理工学部物理学科卒。作家、評論家、翻訳家。日本推理作家協会、日本SF作家クラブ会員。横田順彌、長山靖生、牧眞司氏らを擁する日本古典SF研究会では会長をつとめる。〈本の雑誌〉ほかで古書関係の研究記事を長年にわたり執筆。主な著作に、短編集『首吊少女亭』(出版芸術社)ほか。古本エッセイに『SF奇書天外』(東京創元社)、『シャーロック・ホームズ万華鏡』(本の雑誌社)、『新刊!古本文庫』『奇天烈!古本漂流記』(以上、ちくま文庫)など、またSF研究書に『SF万国博覧会』(青弓社)がある。主な訳書に、ドイル『まだらの紐』『北極星号の船長』『クルンバーの謎』(共編・共訳、以上、創元推理文庫)、ミルン他『シャーロック・ホームズの栄冠』(論創社)ほか多数。




























