- ミステリ
- 本格ミステリ
- 青春ミステリ
- 心理ミステリ
- 歴史ミステリ
- 時代本格
- 倒叙推理
- 警察小説
- ハードボイルド
- 少年・少女探偵
- 私立探偵小説
- ユーモア・ハードボイルド
- パスティーシュ
- バラエティ
- サスペンス
- スリラー
- 短編集
- 連作短編集
- 奇妙な味
- アンソロジー
- コミック
- 評論・研究
- ガイド
- ユーモア
- ミステリーズ!
- 鮎川哲也賞
- ミステリーズ!新人賞
- クライム・コメディ
その日、“魔眼の匣”を九人が訪れた。人里離れた施設の孤独な主は予言者と恐れられる老女だ。彼女は葉村譲と剣崎比留子をはじめとする来訪者に「あと二日のうちに、この地で四人死ぬ」と告げた。外界と唯一繋がる橋が燃え落ちた後、予言が成就するがごとく一人が死に、閉じ込められた葉村たちを混乱と恐怖が襲う。さらに客の一人である女子高生も予知能力を持つと告白し――。ミステリ界を席巻した『屍人荘の殺人』シリーズ第二弾。
今村昌弘
(イマムラマサヒロ )1985年長崎県生まれ。岡山大学卒。2017年『屍人荘の殺人』で第27回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。同作は『このミステリーがすごい!』、〈週刊文春〉ミステリーベスト10、『本格ミステリ・ベスト10』で第1位を獲得し、第18回本格ミステリ大賞[小説部門]を受賞、第15回本屋大賞第3位に選出。映画化、コミカライズもされた。シリーズ第2弾『魔眼の匣の殺人』も各ミステリランキングベスト3に連続ランクイン。2021年、テレビドラマ『ネメシス』に脚本協力として参加。今最も注目される期待の俊英。