ホンバスメグリン。

本バスめぐりん。

大崎梢


本バスめぐりん。

ジャンル
国内ミステリ > 連作短編集

判型:四六判並製
ページ数:254ページ
初版:2016年11月30日

ISBN:978-4-488-02767-4
Cコード:C0093

装画:西脇エリ
装幀:西村弘美


内容紹介

都会を走る移動図書館、愛称「本バスめぐりん」。乗り込むのは六十五歳の新人運転手テルさんと、図書館司書ウメちゃんの、年の差四十のでこぼこコンビだ。巡回先で二人と一台を待ち受けるのは、利用者とふしぎな謎の数々で……。棚に並んだ本の中に、あなたの好みの一冊がありますように。本でつながる想いをのせて、めぐりんは今日も走る。本屋、出版社などさまざまな「本の現場」を描く著者が贈る、ハートフル・ミステリ。


目次

「テルさん、ウメちゃん」
「気立てが良くて、賢くて」
「ランチタイム・フェイバリット」
「道を照らす花」
「降っても晴れても」


大崎梢

(オオサキコズエ )

東京都生まれ。元書店員。2006年、書店で起こる小さな謎を描いた『配達あかずきん』を発表しデビュー。同シリーズに『晩夏に捧ぐ』『サイン会はいかが?』『ようこそ授賞式の夕べに』がある。他の著書に『本バスめぐりん。』『クローバー・レイン』『忘れ物が届きます』『スクープのたまご』『バスクル新宿』『27000冊ガーデン』『春休みに出会った探偵は』など。