第62回日本推理作家協会賞短編部門受賞作収録

カライアメ

辛い飴

  【単行本版】

永見緋太郎の事件簿

田中啓文


辛い飴

ジャンル
国内ミステリ > 本格ミステリ
国内ミステリ > 連作短編集
レーベル
創元クライム・クラブ
シリーズ
永見緋太郎の事件簿

判型:四六判上製
ページ数:350ページ
初版:2008年8月25日

ISBN:978-4-488-02530-4
Cコード:C0093

装画:森山由海
装幀:森川結紀乃


内容紹介

【第62回日本推理作家協会賞[短編部門]受賞作「渋い夢」収録】
唐島英治クインテットのテナーサックス奏者・永見緋太郎は、相変わらず音楽以外に興味を持たない日々。しかし、クインテットの面々が、謎や不思議な出来事に遭遇すると大胆にも的確にその真相を突いてくる。名古屋のライヴハウスに現れたという伝説のブルースマンにまつわる謎、九州地方の島で唐島と永見が出合った風変わりな音楽とのセッションの顛末、 “密室”から忽然と消失したグランドピアノの行方、など七編を収録。ライヴ感溢れる文体が魅力の《日常の謎》的ジャズミステリシリーズ、第二弾。著者が小説のイメージで選んだ、おすすめのジャズレコード、CD情報付。著者あとがき=田中啓文


目次

「苦い水」
「酸っぱい酒」
「甘い土」
「辛い飴」
「塩っぱい球」
「渋い夢」
「淡白な毒」



田中啓文

(タナカヒロフミ )

1962年大阪生まれ。神戸大学卒。93年「落下する緑」を『本格推理』に投稿し入選。同年、『凶の剣士』(刊行時に『背徳のレクイエム』と改題)が第2回ファンタジーロマン大賞に入選する。2002年「銀河帝国も弘法も筆の誤り」で第33回星雲賞日本短編部門を受賞。2009年「渋い夢」(『辛い飴』所収)で第62回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。ミステリ、SF、ファンタジーと様々なジャンルで活躍。