100ニンカンノサツジン

100人館の殺人

山口芳宏


100人館の殺人

ジャンル
国内ミステリ > 本格ミステリ

判型:四六判並製
ページ数:314ページ
初版:2010年3月25日

ISBN:978-4-488-02456-7
Cコード:C0093

装画:マツオヒロミ
装幀:WONDER WORKZ。


内容紹介

著者のことば
「100人の名前をおぼえる必要はありません!
 6ページの登場人物表付! 親切設計!」 ――山口芳宏


大富豪の館でメイドとして働く妹に頼まれ、名探偵・西園寺とその館にかけつけた神尾は、奇妙な殺人事件に遭遇する。衆人環視下、謎の方法で館の主が殴り殺され、容疑者は、なんと100人! 館の主・高崎幸之助が開いたパーティに訪れていた客に加え、肉親もスタッフも誰もかれもが疑わしい!? しかも外界に通じる唯一の道である橋が爆破され、閉鎖空間内で次々事件が……。鬼才があなたに“本格ミステリ”の意味を問う、驚愕の最新作。



山口芳宏

(ヤマグチヨシヒロ )

1973年三重県生まれ。横浜国立大学卒。ゲームプランナー、シナリオライターとして活躍後、2007年『雲上都市の大冒険』で第17回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。