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完全犯罪のために必要不可欠な密室があともう少しで完成するというその瞬間、部屋の中に黒猫が入り込んでしまった! 犯行計画を崩壊させかねない黒猫を密室から取り出そうと悪戦苦闘する犯人の前に、たまたま世界一気弱な名探偵が現れて……表題作をはじめ、蝋燭だらけの密室殺人を描いた「クローズド・キャンドル」など五編を収録。キュートでコミカル、しかし心は本格ミステリ。名探偵音野順と推理作家白瀬白夜、第二の事件簿。
「密室から黒猫を取り出す方法」
「人喰いテレビ」
「音楽は凶器じゃない」
「停電から夜明けまで」
「クローズド・キャンドル」
北山猛邦
(キタヤマタケクニ )1979年生まれ。2002年、『「クロック城」殺人事件』で第24回メフィスト賞を受賞してデビューする。機械的トリックの案出に強いこだわりを持つ一方、世紀末的かつ叙情的な独自の作品世界を構築し、次代を担う本格ミステリ作家として将来を嘱望されている。他の著書に『少年検閲官』『オルゴーリェンヌ』『踊るジョーカー』『密室から黒猫を取り出す方法』『「アリス・ミラー城」殺人事件』『猫柳十一弦の後悔』『私たちが星座を盗んだ理由』『人外境ロマンス』などがある。