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未曾有の大停電が東京を襲う。
8月24日午後4時、東都電力熊谷支社の鉄塔保守要員一名殺害。午後7時、信濃幹線の鉄塔爆破。午後9時、東北連系線の鉄塔にヘリが衝突、倒壊。さらに鹿島火力発電所・新佐原間の鉄塔倒壊――しかしこれは、真夏の東京が遭遇した悪夢の、まだ序章に過ぎなかった。最後の希望が砕かれたとき、未曾有の大停電が首都を襲う!
目的達成のため暗躍する犯人たち、そして深刻なトラブルに必死に立ち向かう市井の人々の姿を鮮やかに描破した渾身の雄編。大型新人が満を持して放つ超弩級のクライシス・ノヴェル!
*2009年1月18日 讀賣新聞朝刊「本よみうり堂」に岩間陽子氏(国際政治学者)による書評掲載。
福田和代
(フクダカズヨ )1967年兵庫県生まれ。神戸大学卒。2007年、長編『ヴィズ・ゼロ』でデビュー。緻密な取材と抜群のリーダビリティが高く評価される。他の著作に『TOKYO BLACKOUT』『バー・スクウェアの邂逅』『バー・スクウェアの矜持』『火災調査官』『星星の火』などがある。