デグチノナイヘヤ

出口のない部屋

岸田るり子


出口のない部屋

ジャンル
国内ミステリ > ミステリ
レーベル
ミステリ・フロンティア

判型:四六判仮フランス装
ページ数:238ページ
初版:2006年4月25日

ISBN:978-4-488-01725-5
Cコード:C0093

装画:dye
装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。


内容紹介

それは、1つの部屋に閉じ込められた2人の女と1人の男の物語だった。なぜ、見ず知らずの3人はこの部屋に閉じ込められたのか? 免疫学者、開業医の妻、そして売れっ子作家。いったい3人の接点はなんなのか? 3人とも、気がつくと赤い扉の前にいて、その扉に誘われるようにしてこ屋に入ったのだった。そして閉じ込められた……。『密室の鎮魂歌』で第14回鮎川哲也賞を受賞した岸田るり子が見事な手法で贈る、待望の第2作!



岸田るり子

(キシダルリコ )

1961年京都市生まれ。魚座。パリ第七大学理学部卒業。2004年に『密室の鎮魂歌(レクイエム)』で第14回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。著作は他に『出口のない部屋』『天使の眠り』『ランボー・クラブ』『過去からの手紙』など。訳書に『細菌と戦うパストゥール』(共訳)がある。