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判型:四六判仮フランス装
ページ数:280ページ
初版:2003年12月25日
ISBN:978-4-488-01701-9
Cコード:C0093
装画:石橋富士子
装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。
女子校で起きた連続墜死事件。死んだ男性国語教師は女生徒と協力しあって書き上げた自作の新人賞受賞を死の直前に辞退していた。雑誌で作中の文章と同じものを発見したからだ。その文章の真の作者は誰なのか? 錯綜するテキストとポール・オースターの小説『鍵のかかった部屋』。教師の自殺した妻が残した「ヘビイチゴ・サナトリウム」というウェブ・サイト。そして浮かび上がる密室殺人。詩人の見事なミステリ・デビュー作!
ほしおさなえ
(ホシオサナエ )1964年東京都生まれ。95年「影をめくるとき」が第38回群像新人文学賞小説部門の優秀作に選ばれる。2002年『ヘビイチゴ・サナトリウム』が第12回鮎川哲也賞の最終候補作となる。主な著書に〈活版印刷三日月堂〉〈言葉の園のお菓子番〉〈銀河ホテルの居候〉シリーズのほか『金継ぎの家 あたたかなしずくたち』『東京のぼる坂くだる坂』『祓い師笹目とウツログサ』『琴子は着物の夢を見る』『言葉の舟 心に響く140字小説の作り方』がある。