判型:四六判並製
ページ数:342ページ
初版:2014年7月25日
ISBN:978-4-488-01539-8
Cコード:C0095
装画:佐久間真人
装幀:石松経章(Keisyo事務所)
映画、テレビドラマ、アニメにも、原作付きの作品が多くを占めている現代。中でもミステリを原作とした映像化作品は人気が高く、続々と製作されている。国内ミステリ映画の名作『犬神家の一族』は、映画だけでなくテレビドラマとしても幾度となく製作されているほどである。同作をはじめ、映像ならではの魅力を駆使した全28作品について、ミステリ評論家・千街晶之が切り込んでゆく、読み応えある評論集。
第一部 謎解きのカレイドスコープ
第二部 幻影のアルバム
第三部 過去へのタイムマシン
第四部 善悪のラビリンス
千街晶之
(センガイアキユキ )ミステリ評論家。1970年北海道生まれ。立教大学卒。95年「終わらない伝言ゲーム――ゴシック・ミステリの系譜」で第2回創元推理評論賞を受賞。2004年『水面の星座 水底の宝石』で第4回本格ミステリ大賞、第57回日本推理作家協会賞をダブル受賞。