ザイアク

罪悪

  【単行本版】

フェルディナント・フォン・シーラッハ
酒寄進一


罪悪

ジャンル
一般文芸 > 連作短編集
海外ミステリ > 法廷もの

判型:四六判上製
ページ数:212ページ
初版:2012年2月20日

ISBN:978-4-488-01344-8
Cコード:C0097

装画:タダジュン
装幀:本山木犀


内容紹介

罪人になるのは簡単なのに、世界は何も変わらない。──ふるさと祭りの最中に突発する、ブラスバンドの男たちによる集団暴行事件。秘密結社イルミナティにかぶれる男子寄宿学校生らの、“生け贄”の生徒へのいじめが引き起こす悲劇。何不自由ない暮らしを送る主婦が続ける窃盗事件。弁護士の「私」は、さまざまな罪のかたちを静かに語り出す。「このミステリーがすごい!」第二位など、年末ベストを総なめにした『犯罪』に比肩する傑作!

●『罪悪』特製ペーパー(PDF)


目次

「ふるさと祭り」
「遺伝子」
「イルミナティ」
「子どもたち」
「解剖学」
「間男」
「アタッシュケース」
「欲求」
「雪」
「鍵」
「寂しさ」
「司法当局」
「清算」
「家族」
「秘密」



フェルディナント・フォン・シーラッハ

1964年ドイツ、ミュンヘン生まれ。ナチ党全国青少年最高指導者バルドゥール・フォン・シーラッハの孫。1994年からベルリンで刑事事件弁護士として活躍する。デビュー作である『犯罪』が本国でクライスト賞、日本で2012年本屋大賞「翻訳小説部門」第1位を受賞した。2010年に『罪悪』を、2011年に初長篇となる『コリーニ事件』、2013年に長篇第二作『禁忌』を刊行。
http://www.schirach.de/


酒寄進一

(サカヨリシンイチ )

1958年生まれ。ドイツ文学翻訳家。上智大学、ケルン大学、ミュンスター大学に学び、新潟大学講師を経て和光大学教授。主な訳書に、イーザウ《ネシャン・サーガ》シリーズ、コルドン『ベルリン 1919』『ベルリン 1933』『ベルリン 1945』、ブレヒト『三文オペラ』、ヴェデキント『春のめざめ――子どもたちの悲劇』ほか多数。