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少年は探偵を夢見る

  【単行本版】

森江春策クロニクル

芦辺拓


少年は探偵を夢見る

ジャンル
国内ミステリ > 連作短編集
レーベル
創元クライム・クラブ
シリーズ
森江春策シリーズ

判型:四六判上製
ページ数:348ページ
初版:2006年3月30日

ISBN:978-4-488-01211-3
Cコード:C0093

装画:松岡潤
装幀:緒方修一


内容紹介

少年の日、妖しいキネオラマにて怪人と名探偵に出会った森江春策。中学生となった彼は、「存在しない13号室」のあるアパートで起きた殺人事件を解決し、大学時代には、二都で起きた怪死を繋ぐ意外な真相を看破する。その後新聞記者となり、廃墟ホテルで発見された生首にまつわる冒険を経て、弁護士に転身したのち対決するのは、タイムマシンでアリバイを築いたと主張する殺人者! 名探偵・森江春策の軌跡を描く傑作ミステリ5編。事件年譜「森江春策事件簿」を特別収録。著者あとがき=芦辺拓

文庫版では『名探偵・森江春策』と改題しました。


目次

「少年探偵はキネオラマの夢を見る」
「幽鬼魔(ゆきま)荘殺人事件と13号室の謎」
「滝警部補自身の事件」
「街角の断頭台(ギロチン)」
「時空を征服した男」



芦辺拓

(アシベタク )

1958年大阪府生まれ。同志社大学卒。86年「異類五種」で第2回幻想文学新人賞に佳作入選。90年『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。著作は『綺想宮殺人事件』『スチームオペラ』『奇譚を売る店』『時の審廷』『異次元の館の殺人』『金田一耕助VS明智小五郎 ふたたび』など多数。