ツキヲヌスンダオトコ

月を盗んだ男

NASA史上最大の盗難事件

ベン・メズリック
高山祥子


月を盗んだ男

ジャンル
ノンフィクション・その他

判型:四六判並製
ページ数:346ページ
初版:2014年10月17日

ISBN:978-4-488-00383-8
Cコード:C0098

装画:きたざわけんじ
装幀:中村聡


内容紹介

Amazon.comの月刊ベストブック獲得!(2011年7月)

・2002年に本当に起こった月の石盗難事件を拓美に再構成した1冊!(カーカス・レビュー)
・著者は人物描写の天才だ……このノンフィクションノベルは最上級の推理小説に匹敵する。(クロニクル・ヘラルド)
・本書で描かれるNASAジョンソン宇宙センターの活動や、アメリカからベルギーへと広がる捜査パートのスリリングな展開は、かつて宇宙飛行士を夢見た人や、恋人に月を贈ると約束したすべての人々を魅了するはずだ。(メリッサ・ケント)

ジョンソン宇宙センターの研修生、サド・ロバーツ。彼は2002年に、NASAが保管する“アポロ計画で月から採取した石”を盗み出してしまう。物理学、地質学、人類学を専攻、ユタ州立大学天文ソサエティを創設、ロシア語と日本語を習得した優秀な学生だったはずの彼が、なぜそんな事件を引き起こしたのか? どうやって厳重な警備を突破したのか? FBIはどのように彼を追いつめたのか? 信じがたい事件の真相に迫る傑作ノンフィクションノベル! 訳者あとがき=山祥子



高山祥子

(タカヤマショウコ )

1960年東京都生まれ。成城大学文芸学部卒業。訳書にサラ・グラン『探偵は壊れた街で』『探偵は孤高の道を』、アリソン・マクラウド『すべての愛しい幽霊たち』、ジェームズ・バロン『世界一高価な切手の物語』、ケイト・ウィンクラー・ドーソン『アメリカのシャーロック・ホームズ』、レスリー・M・M・ブルーム『ヒロシマを暴いた男』などがある。