第22回鮎川哲也賞受賞

タイイクカンノサツジン

体育館の殺人

青崎有吾


在庫あり

定価:858円 (本体価格:780円)

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体育館の殺人

ジャンル
国内ミステリ > 本格ミステリ
国内ミステリ > 鮎川哲也賞
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
裏染天馬シリーズ

判型:文庫判
ページ数:380ページ
初版:2015年3月13日

ISBN:978-4-488-44311-5
Cコード:C0193
文庫コード:M-あ-16-1

装画:田中寛崇
装幀:西村弘美


内容紹介

風ヶ丘高校の旧体育館で、放課後、放送部の少年が刺殺された。外は激しい雨で、密室状態の体育館にいた唯一の人物、女子卓球部部長の犯行だと警察は決めてかかる。卓球部員・柚乃は、部長を救うために、学内一の天才と呼ばれている裏染天馬に真相の解明を頼んだ。アニメオタクの駄目人間に──。“平成のエラリー・クイーン”が、論理に磨きをかけて読者に挑戦! 第22回鮎川哲也賞受賞作、大幅改稿で登場。解説=辻真先



青崎有吾

(アオサキユウゴ )

1991年神奈川県生まれ。明治大学卒。学生時代はミステリ研究会に所属し、在学中の2012年『体育館の殺人』で第22回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。24年『地雷グリコ』で、第24回本格ミステリ大賞、第77回日本推理作家協会賞、第37回山本周五郎賞を受賞、第171回直木賞候補となる。著作は他に、〈裏染天馬〉シリーズの『水族館の殺人』『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』『図書館の殺人』、〈アンデッドガール・マーダーファルス〉シリーズ、〈ノッキンオン・ロックドドア〉シリーズ、『早朝始発の殺風景』『11文字の檻』がある。