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風ヶ丘五十円玉祭りの謎

  【単行本版】

青崎有吾


風ヶ丘五十円玉祭りの謎

ジャンル
国内ミステリ > 本格ミステリ

判型:四六判上製
ページ数:252ページ
初版:2014年4月25日

ISBN:978-4-488-02731-5
Cコード:C0093

装画:田中寛崇
装幀:水野哲也(Watermark)


内容紹介

相変わらず学校内に住んでいる裏染天馬のもとに持ち込まれる様々な謎。学食の食器をめぐる不可思議な出来事、吹奏楽部内でのトラブル、お祭りの屋台のお釣りにまつわる謎ほかに、裏染の妹・鏡華の華麗な謎解きを加えた、全五編+「おまけ」つきの痛快推理連作集。
『体育館の殺人』『水族館の殺人』につづくシリーズ第三弾。なな、なんと“平成のエラリー・クイーン”が、日常の謎に挑戦。鮮烈な推理の冴えを、ご堪能あれ!

*第8位『2015本格ミステリ・ベスト10』国内ランキング
                             


目次

「もう一色選べる丼」
「風ヶ丘五十円玉祭りの謎」
「針宮理恵子のサードインパクト」
「天使たちの残暑見舞い」
「その花瓶にご注意を」



青崎有吾

(アオサキユウゴ )

1991年神奈川県生まれ。明治大学卒。学生時代はミステリ研究会に所属し、在学中の2012年『体育館の殺人』で第22回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。24年『地雷グリコ』で、第24回本格ミステリ大賞、第77回日本推理作家協会賞、第37回山本周五郎賞を受賞、第171回直木賞候補となる。著作は他に、〈裏染天馬〉シリーズの『水族館の殺人』『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』『図書館の殺人』、〈アンデッドガール・マーダーファルス〉シリーズ、〈ノッキンオン・ロックドドア〉シリーズ、『早朝始発の殺風景』『11文字の檻』がある。