日本SFの新時代を創る書き下ろしアンソロジーシリーズ、始動!
●大森望氏(《NOVA》責任編集)推薦――「浴びるようにSFを読めるしあわせ。日本SF最前線に、超弩級の新勢力、爆誕!」
創刊号はベテラン堀晃を筆頭に、松崎有理、宮内悠介、高山羽根子、倉田タカシなど現在の日本SF界を牽引する俊英のほか、次世代を担う新鋭・久永実木彦、ライトノベル界で活躍する秋永真琴・宮澤伊織の新作短編を収録。
日本SFの新たな潮流を創るオリジナル・アンソロジー誕生。
小説(収録順):
久永実木彦「一万年の午後」
高山羽根子「ビースト・ストランディング」
宮内悠介「ホテル・アースポート」
秋永真琴「ブラッド・ナイト・ノワール」
松崎有理「イヴの末裔たちの明日」
倉田タカシ「生首」
宮澤伊織「草原のサンタ・ムエルテ」
堀晃「10月2日を過ぎても」
エッセイ:
加藤直之
吉田隆一
堀晃
(ホリアキラ )1944年兵庫県生まれ。大阪大学基礎工学部卒。1970年、短編「イカロスの翼」が〈SFマガジン〉に掲載されデビュー。1981年、『太陽風交点』で第1回日本SF大賞を受賞。『バビロニア・ウェーブ』で1989年、第20回星雲賞を受賞。短編「太陽風交点」に始まる〈遺跡調査員〉シリーズをまとめた『遺跡の声』、短編「恐怖省」に始まる〈情報サイボーグ〉シリーズをまとめた『地球環』がある。