高城高
(コウジョウコウ )1935年北海道函館市生まれ。東北大学文学部在学中の1955年、日本ハードボイルドの嚆矢とされる『宝石』懸賞入選作「X橋付近」でデビュー。大学卒業後は北海道新聞社に勤めながら執筆を続けたが、やがて沈黙。2006年『X橋付近 高城高ハードボイルド傑作選』で復活を遂げた。他の著書に『微かなる弔鐘』。08年、『墓標なき墓場』を第1巻とする〈高城高全集〉全4巻(創元推理文庫)が刊行された。
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昭和六十年代の札幌・ススキノ。やがて消えゆくバブルの時代、かりそめの街で敏腕黒服・黒頭が邂逅する五つの物語。抜群のディテールで描く、『夜明け遠き街よ』の続編登場!
明治二十四年の函館、街の平穏を守るべく、日夜奔走する刑事たちの活躍。激賞を博した明治警察物語『函館水上警察』の続編が待望の文庫化。文庫オリジナル短編を収録。
空前の好景気に沸く札幌・ススキノ。キャバレーの敏腕黒服・黒頭の周囲で起きる男と女の群像劇。バブルという名のあだばな徒花の時代を練達の筆致で描く、著者にしか書けない物語。
ラッコ密猟船員の殺害事件、英国軍艦の水兵失踪事件……異国情緒あふれる明治の函館で颯爽と活躍する水上警察署の事件簿。絶賛を博した著者四十年ぶりの傑作、待望の文庫化。
函館を訪れた美貌の女。彼女に秘められた切ない過去とは……。北の精鋭の活躍を描く、明治警察物語。絶賛を博した『函館水上警察』の続編が登場! 逢坂剛・池上冬樹氏推薦。
ラッコ密猟船員の殺害事件、英国軍艦の水兵失踪事件……異国情緒があふれる明治24年の函館を舞台に、颯爽と活躍する水上警察署の事件簿。著者約40年ぶりの新作登場!
無実の罪で逮捕された男は、十年ぶりにかつての仲間の前に現れた――「札幌に来た二人」ほか、断筆期間に入る直前に書かれた力作「死ぬ時は硬い笑いを」など全十四編を収録。
スパイとして国後島に潜入し、ソ連の警備隊に拘束された男。日本に帰還した彼を待っていた真実とは――哀感漂う表題作ほか、「微かなる弔鐘」「雪原を突っ走れ」など十三編。
日本ハードボイルドの原点「X橋付近」、「淋しい草原に」「ラ・クカラチャ」などの傑作、そして「賭ける」をはじめとする由利シリーズを完全収録。名編揃いの初期作品集。
傑作集『X橋付近』が2007年度「このミス」にランクイン。大藪春彦、河野典生と共に国産ハードボイルドの礎を築いた伝説の作家が完全復活! 第1巻は幻の長編を文庫化。
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