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第四回創元ファンタジイ新人賞受賞作
鬼の砦(とりで)に囚われていた少年鉉太(げんた)が川で拾った蓮(はす)の蕾(つぼみ)。砦に戻るとそれは赤子に変わっていた。蓮華と名づけられた赤子は、不思議なことに一夜にして美しい娘に成長する。そして彼女がふるう〈星砕(ほしくだき)〉は、人には殺すことのできない鬼を滅することができた……。鬼が跋扈(ばつこ)する地敷島国(しきしまこく)を舞台に、鬼と人との相克、人々の苦悩と救済を描いた第四回創元ファンタジイ新人賞受賞作、文庫化。解説=乾石智子
松葉屋なつみ
(マツバヤナツミ )静岡県出身。筑波大学卒業。『歌う峰のアリエス』でC★NOVELS大賞を受賞し、中央公論新社C★NOVELS Fantasiaにて同書を刊行。『沙石の河原に鬼の舞う』で第四回創元ファンタジイ新人賞受賞(刊行時に『星砕きの娘』に改題)。