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LAタイムズ文学賞受賞作
妖精の谷と怖れられる地で育った少女がいた。母は少女の名を隠し、二人は洞穴(ほらあな)でひっそりと暮らしていた。やがて少女は広い世界への憧れが抑えきれなくなり、母からペレティルという名前を受け取ると王アルトゥルスの戦士団に加わるべく旅立った……。ネビュラ賞受賞作家が、アーサー王伝説群のパーシヴァルの物語を独自の視点で語り直した鮮烈な作品。LAタイムズ文学賞受賞作。著者あとがき=ニコラ・グリフィス/訳者あとがき=市田泉
ニコラ・グリフィス
英国リーズ生まれの作家。1993年にデビュー長編Ammoniteを刊行。2年後に発表した『スロー・リバー』でネビュラ賞を受賞。2022年に発表した『折れざる槍』は、LAタイムズ文学賞、英国作家協会ADCI文学賞を受賞したほか、ネビュラ賞、世界幻想文学大賞、ローカス賞、アーシュラ・K・ル=グウィン賞など多くの賞の候補となった。
市田泉
(イチダイヅミ )1966年生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒。英米文学翻訳家。訳書にジャクスン『ずっとお城で暮らしてる』、キャロル『薪の結婚』、サマター『図書館島』、ジョイス『人生の真実』、ヴクサヴィッチ『月の部屋で会いましょう』(岸本佐知子と共訳)他多数。