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夏の盛りの黄金色の日暮れ時に、私は四十代半ばの美しい女性と出逢った。暫し言葉を交わした見知らぬ旅人。だが後日、私は思わぬ報に接する。あのひとが無惨な二重殺人の犠牲者になったというのだ……! 揺曳する女性の面影は、人々の胸にいかなる傷痕を残したか? 重厚な物語が深い感銘を呼ぶ、当代随一の語り部の真骨頂。
*第1位『IN★POCKET』文庫翻訳ミステリーベスト10/作家部門
ロバート・ゴダード
イギリスの作家。1954年生。ハンプシャー州に生まれ、ケンブリッジ大で歴史を専攻後、公務員をへて、一九八六年に小説の醍醐味れるデビュー作『千尋の闇』を上梓。特に初期長編の幾重にも折り畳まれたような変幻自在の物語の妙味は比類がないが、『永遠に去りぬ』ではこれに人生の苦みが加わり、味わいは深みを増した。当代随一の語り部として今後も目が離せそうにない。