ヘビノハ

蛇の歯〈上〉

フェイ・ケラーマン
吉澤康子


蛇の歯〈上〉

ジャンル
海外ミステリ > 警察小説
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
ピーター・デッカー&リナ・ラザラス・シリーズ

判型:文庫判
ページ数:364ページ
初版:2010年1月15日

ISBN:978-4-488-28215-8
Cコード:C0197
文庫コード:M-ケ-1-15

写真:(C)KOICHI SAITO/orion/amanaimages
カバーフォーマット:小倉敏夫


内容紹介

高級レストランで男が銃を乱射。死者十三名、負傷者三十名以上。悪夢のような惨状に、デッカーら捜査陣は怒りと動揺を隠せなかった。そんななか、犯人らしき男もその場で死亡しているのが見つかる。辞めさせられた元バーテンダー。どうやら犯行後に自殺したらしい。特定の誰かを狙った計画的犯行か、それとも衝動的なものなのか。動機は? デッカーは犯人と被害者たちの接点を調べ始める。好評、リナ&デッカー・シリーズ第十弾。



フェイ・ケラーマン

アメリカの作家。1952年生まれ。出産を機に家庭に入り、夫ジョナサンに遅れること1年、『水の戒律』によりデビューした。ロサンゼルス市警のデッカーと正統派ユダヤ教徒のリナの生活感をこまやかに滲ませた、新鮮な警察小説シリーズをスタートさせた。劇作家シェイクスピアが八面六臂の活躍を見せる大長編『慈悲のこころ』も評価が高く、ユニークな存在感を示している。


吉澤康子

(ヨシザワヤスコ )

津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。英米文学翻訳家。エリザベス・ウェイン『コードネーム・ヴェリティ』『ローズ・アンダーファイア』、ラーラ・プレスコット『あの本は読まれているか』など訳書多数。