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判型:文庫判
ページ数:348ページ
初版:2009年4月24日
ISBN:978-4-488-28214-1
Cコード:C0197
文庫コード:M-ケ-1-14
写真:Stockbyte/Getty Images
カバーフォーマット:小倉敏夫
被害者の息子のひとりブラムは、偶然にもリナの亡き夫の親友だった。かつての恩人と夫への忠誠の板挟みに苦しむリナ。そして調べが進むうちに明らかになっていく、被害者の家庭の複雑な内情、部下の医師たちの屈折した思い。週末には荒くれた仲間とバイクに乗っていたという被害者の意外な顔。捜査が難航するなか、さらに第二の殺人が……。高名な医師に恨みをもつ人物は誰か? リナとの関係に苦悩しつつ、デッカーは捜査を進める。訳者あとがき=高橋恭美子
フェイ・ケラーマン
アメリカの作家。1952年生まれ。出産を機に家庭に入り、夫ジョナサンに遅れること1年、『水の戒律』によりデビューした。ロサンゼルス市警のデッカーと正統派ユダヤ教徒のリナの生活感をこまやかに滲ませた、新鮮な警察小説シリーズをスタートさせた。劇作家シェイクスピアが八面六臂の活躍を見せる大長編『慈悲のこころ』も評価が高く、ユニークな存在感を示している。
高橋恭美子
(タカハシクミコ )英米文学翻訳家。訳書に、ラーマー「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」「危険な蒸気船オリエント号」「野外上映会の殺人」、クレイス「容疑者」「約束」「指名手配」「危険な男」、クリスティー「蒼ざめた馬」など。