ハッポウヤブレノイエ

八方破れの家

ジル・チャーチル
新谷寿美香


八方破れの家

ジャンル
海外ミステリ > コージー
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
主婦探偵ジェーン・シリーズ

判型:文庫判
ページ数:270ページ
初版:2013年9月30日

ISBN:978-4-488-27519-8
Cコード:C0197
文庫コード:M-チ-4-19

装画:西山クニ子
装幀:矢島高光


内容紹介

顔見知りの女性ビッツィから、古いお屋敷を企業向けの宿泊施設に改装するので、内装を担当してほしいと頼まれたジェーンとシェリイ。工事関係者はほぼ女性のみという異色ぶりに加え、契約書も設計図もいいかげんなことに、二人は不安を覚える。そのうえ当の屋敷に嫌がらせをされ、止(とど)めにある夜、関係者の死体が転がる事態に……主婦探偵がリフォームに手を貸す、シリーズ第13弾。訳者あとがき=新谷寿美香


ジル・チャーチル

アメリカの作家。1943年カンザス州生まれ。本名のジャニス・ヤング・ブルックス名義で作家デビューし、歴史小説やノンフィクションを刊行したあと、1989年にチャーチル名義で『ゴミと罰』を発表。アガサ賞最優秀処女長編賞とマカヴィティ賞処女長編賞を受賞する。同書を第一作とする、シカゴの専業主婦ジェーンを探偵役にした〈主婦探偵ジェーン・ジェフリイ・シリーズ〉で、一躍コージー・ミステリ界の人気作家となる。ミステリの著作にはほかに、1930年代のアメリカを舞台にした〈グレイス&フェイヴァー・シリーズ〉がある。