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ヨークシャーの荒れ野で農場を営むキャロルのもとに、謎めいた男が一夜の宿を求めて現れる。不幸な経緯から彼女は男に怪我を負わせ、傷が癒えるまで泊めることになるが、意識を取りもどした男は、過去の記憶がまるでないと言う──幻惑的な冒頭から忘れがたい結末まで、圧倒的な筆力で紡がれる悪夢と戦慄の謎物語。デビュー作にしてミステリランキング二冠に輝いた驚嘆の長編! 訳者あとがき=越前敏弥/解説=三橋曉
ジェレミー・ドロンフィールド
1965年、イギリスのウェールズ南部に生まれる。98年、『飛蝗(ばつた)の農場』で小説家デビュー。同書は英国推理作家協会(CWA)最優秀デビュー長編賞の最終候補作となり、日本でも各種ランキングの1位に選出された。その他の小説に『サルバドールの復活』(1999)などがある。十余年におよぶ執筆活動の中断を経て、2015年に歴史ノンフィクション作家として再デビュー。以降、精力的に活動している。
越前敏弥
(エチゼントシヤ )1961年生まれ、東京大学文学部卒業。英米文学翻訳家。主な訳書に、ドロンフィールド「飛蝗の農場」、D・ブラウン「ダ・ヴィンチ・コード」「オリジン」、クイーン「Yの悲劇」、F・ブラウン「真っ白な嘘」など。