ユウレイピアニストジケン

幽霊ピアニスト事件

フレドゥン・キアンプール
酒寄進一


幽霊ピアニスト事件

ジャンル
海外ミステリ > ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:362ページ
初版:2015年9月11日

ISBN:978-4-488-23403-4
Cコード:C0197
文庫コード:M-キ-12-1

装画:Ryoojing
装幀:柳川貴代+Fragment


内容紹介

青年ピアニスト、アルトゥアは死んでから50年後の世界にいきなり蘇った。音楽大学の学生たちと知り合い共同生活をはじめるが、常に古風な舞踏会用ドレスを着ている少女や、双子の霊媒たちと過ごす新しく愉快な日常には、なぜ事件ばかり起きるのか。音大でのリサイタルの妨害や美人ピアニスト殺し、そして自分が蘇った理由を解明するため、幽霊ピアニストは音大生たちと走る走る! 再会の秘密をめぐる、心に響く傑作ミステリ! 訳者あとがき/文庫版訳者あとがき=酒寄進一
(単行本版タイトル『この世の涯てまで、よろしく』改題・文庫化)


フレドゥン・キアンプール

1973年、ペルシャ人とドイツ人の両親のあいだに生まれる。ハノーファー音楽大学でピアノを学んだのちソロ活動に入り、ベルリン・フィルハーモニーのホールや、2000年のハノーファー万国博覧会ドイツ共和国館などで演奏している。趣味はタイ式ボクシング。01年から08年までカナダの企業で経営コンサルタントとして働き、そのかたわら本書を執筆・上梓する。現在は本書の朗読とピアノ演奏を組み合わせたイベントを精力的に行っている。ドイツ、フランクフルト在住。


酒寄進一

(サカヨリシンイチ )

1958年生まれ。ドイツ文学翻訳家。上智大学、ケルン大学、ミュンスター大学に学び、新潟大学講師を経て和光大学教授。主な訳書に、イーザウ《ネシャン・サーガ》シリーズ、ブレヒト『三文オペラ』、ヴェデキント『春のめざめ――子どもたちの悲劇』、セシェ『囀る魚』、シーラッハ『犯罪』『罪悪』『テロ』、ノイハウス『深い疵』、グルーバー『夏を殺す少女』『刺青の殺人者』ほか多数。