ニコチン・ウォーズ

ニコチン・ウォーズ

クリストファー・バックリー
青木純子


ニコチン・ウォーズ

ジャンル
一般文芸 > ユーモア
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:478ページ
初版:2006年9月29日

ISBN:978-4-488-22602-2
Cコード:C0197
文庫コード:M-ハ-13-1

装画:日置由美子
装幀:東京創元社装幀室


内容紹介

ニックことニコラス・ネイラーは、タバコ業界のロビイスト団体の主任スポークスマン。タバコを愛するすべての人々のため、論戦に明け暮れる毎日だ。そんなニックに次々と降りかかってくる無理難題、ひそかに進行する恐るべき陰謀。この絶体絶命のピンチを、ニックはどう切り抜けるのか?! 深刻化するタバコ問題を、絶妙な風刺精神で、軽やかに笑い飛ばすタバコ・コメディ小説! 訳者あとがき=青木純子

*映画『サンキュー・スモーキング』(2006年/ジェイソン・ライトマン監督)原作



クリストファー・バックリー

1952年、ニューヨーク生まれ。父親はベストセラー作家ウィリアム・F・バックリーJr.。イェール大学卒業後、『エスクァイア』の編集に携わったのち、レーガン政権で副大統領を務めていたジョージ・H・W・ブッシュJr.(パパ・ブッシュ)のスピーチライターのひとりとして、1981年から83年までホワイトハウスで働く。2008年2月には父親の他界後、それまでずっと父親と同じ共和党支持を通していたが、オバマ支持を表明する記事を書き、話題を呼んだ。つねに時代時代の人々の関心事をテーマにエンターテインメント小説を書き続けている作家である。


青木純子

(アオキジュンコ )

1954年東京生まれ。早稲田大学大学院博士課程満期退学。訳書に、K・モートン『忘れられた花園』、M・パヴィチ『風の裏側』、L・ノーフォーク『ジョン・ランプリエールの辞書』、B・S・ジョンソン『老人ホーム』、G・アデア『閉じた本』、A・クルミー『ミスター・ミー』、K・アトキンソン『世界が終わるわけではなく』、M・レヴィツカ『おっぱいとトラクター』他。