アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞受賞

ドクノメザメ

毒の目覚め〈下〉

S・J・ボルトン
法村里絵


毒の目覚め〈下〉

ジャンル
海外ミステリ > サスペンス
海外ミステリ > ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:300ページ
初版:2012年8月31日

ISBN:978-4-488-20706-9
Cコード:C0197
文庫コード:M-ホ-9-4

装画:信濃八太郎
装幀:柳川貴代+Fragment


内容紹介

蛇をめぐる事件が村の静寂を破り、住人を脅かしていく。獣医であるクララは原因を調べはじめるが、たまたま知り合った老女、ヴァイオレット殺害の最有力容疑者として逮捕されてしまう。全財産をクララに譲ると書かれた遺言状が残されていたのだ。釈放された後、自分を窮地に陥れた犯人を懸命に追い続けるクララが辿り着いた驚愕の真相とは。英国ミステリの旗手が贈る新たな傑作! 解説=穂井田直美



S・J・ボルトン

英国生まれ。デビュー作の『三つの秘文字』がMWAのメアリー・ヒギンズ・クラーク賞にノミネートされ、好評を博す。二作目の『毒の目覚め』で同賞を受賞。さらに三作目の『緋の収穫祭』とあわせ三年連続ノミネートという快挙を果たした。『緋の収穫祭』はCWAの最優秀長篇賞(ゴールド・ダガー)など多数の賞の候補になり、新進気鋭の作家として高い評価を受けている。