ウィンブルドン

ウィンブルドン

ラッセル・ブラッドン
池央耿


在庫なし

定価:1,210円 (本体価格:1,100円)

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ウィンブルドン

ジャンル
海外ミステリ > サスペンス
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:382ページ
初版:2014年10月31日

ISBN:978-4-488-20408-2
Cコード:C0197
文庫コード:M-フ-30-1

装画:吉實恵
装幀:中村聡


内容紹介

キングとツァラプキン。境遇の異なる若きテニス世界ランカーは、試合を通じて意気投合し親友となった。彼らは互いに高めあい、やがてともにウィンブルドン選手権への出場を果たす。だが、その世界一の大舞台では、ある大胆な犯罪計画が実行されつつあった──。青年たちの友情を軸に、白熱する試合と犯罪の行方を描いて手に汗握らす、極上のスポーツ小説にして大傑作ミステリ! 訳者あとがき=池央耿/解説=北上次郎



ラッセル・ブラッドン

1921年、オーストラリアのシドニー生まれ。第二次世界大戦に出征し、42年から45年の三年間、日本軍の捕虜となり泰緬(たいめん)鉄道の建設工事に従事する。49年にイギリスへ移住し、作家活動を開始。自身の捕虜体験を綴ったノンフィクションThe Naked Island(1952)で一躍名を馳せる。以降、小説とノンフィクションの両分野で活躍し、代表作に小説『ウィンブルドン』The Finalists(1977)、ノンフィクション『日本人への警鐘』The Other Hundred Years War (1983)などがある。1995年没。


池央耿

(イケヒロアキ )

1940年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。英米文学翻訳家。主な訳書に、ドン・ペンドルトン「マフィアへの挑戦」シリーズ、アシモフ「黒後家蜘蛛の会」1〜5、ニーヴン&パーネル「神の目の小さな塵」、ホーガン「星を継ぐもの」ほか多数。