ユウレイガオオスギル

幽霊が多すぎる

ポール・ギャリコ
山田蘭


幽霊が多すぎる

ジャンル
海外ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:460ページ
初版:1999年8月20日

ISBN:978-4-488-19402-4
Cコード:C0197
文庫コード:M-キ-2-1

装画・装幀:磯田和一


内容紹介

パラダイン男爵家を脅かす怪現象の数々──ポルターガイスト、うろつく尼僧の亡霊、外から鍵をかけた部屋で夜ごとひとりでに曲を奏でるハープ。さらに悪いことに、客人が幽霊に襲われた! 騒動を鎮めるため駆けつけた心霊探偵ヒーロー氏の活躍やいかに? 『スノーグース』などで知られる心やさしきストーリーテラー、ギャリコ唯一の長編本格ミステリ、本邦初訳。解説=我孫子武丸


ポール・ギャリコ

アメリカの作家。1897年ニューヨーク生まれ。1976年歿。『スノーグース』『ジェニイ』『トマシーナ』『雪のひとひら』『マチルダ』『幽霊が多すぎる』『われらが英雄スクラッフィ』など著作多数。


山田蘭

(ヤマダラン )

英米文学翻訳家。ホロヴィッツ『カササギ殺人事件』『ヨルガオ殺人事件』『メインテーマは殺人』『その裁きは死』、ギャリコ『トマシーナ』、ディヴァイン『悪魔はすぐそこに』、ハレット『ポピーのためにできること』など訳書多数。