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これはミステリなのか? 珍妙な事件とその顛末を書いた前作に続く傑作。哲学を学ぶ魅惑的なオルタンスはポルデヴィア公国の皇子と愛し合い、同じく同国の犯罪者である皇子もオルタンスを愛し……彼女は誘拐される! 一方ブロニャール警部はある殺害事件に挑戦する。さらわれたオルタンスは、どうなるのか? 前作で姿を消した高貴な猫アレクサンドル・ウラディミロヴィッチも健在で、やはりこの世界は珍妙極まりない! 解説=円城塔
ジャック・ルーボー
1932年12月5日生まれ。フランスの詩人、数学者。日本文学にも造詣が深い。囲碁にも親しむ。潜在的文学工房Oulipo(レイモン・クノー、ジョルジュ・ペレック等)の一員。本書を含む『麗しのオルタンス』のシリーズの他に、『ジャック・ルーボーの極私的東京案内』等多数の著作がある。