シヲウタウコトウ

死を歌う孤島

アンナ・ヤンソン
久山葉子


死を歌う孤島

ジャンル
海外ミステリ > ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:438ページ
初版:2015年3月20日

ISBN:978-4-488-17506-1
Cコード:C0197
文庫コード:M-ヤ-2-2

装画:agoera
装幀:藤田知子


内容紹介

大自然の中で一週間を過ごすセラピーキャンプ。海賊伝説が残る無人島でパソコンや携帯電話から隔離され、心と身体のバランスを取り戻す。島に渡ったのは主催者二人を含めた七人の女。だが事情を抱える参加者同士がいがみ合い、いやな雰囲気が漂う。そして主催者の一人が死体で発見された。本土とは連絡がつかず、さらに犠牲者が……。警察官であることを隠し、親友と参加していたゴッドランド島犯罪捜査官マリアにも魔の手が伸びる。訳者あとがき=久山葉子



アンナ・ヤンソン

スウェーデンのゴットランド島ヴィースビューで生まれ、幼い頃から曾祖母にゴットランドの昔話や伝説を聞いて育つ。看護師として二十五年間働き、四十二歳のときに、本シリーズの一作目でデビュー、一躍人気作家に。このシリーズからは八作品がテレビ映画化されている。


久山葉子

(クヤマヨウコ )

1975年兵庫県生まれ。神戸女学院大学文学部英文科卒業。スウェーデン在住。主な訳書にペーション『許されざる者』、マークルンド『ノーベルの遺志』、カッレントフト『冬の生贄』、ランプソス&スヴァンベリ『生き抜いた私 サダム・フセインに蹂躙され続けた30年間の告白』などがある。