キエタショウネン

消えた少年

アンナ・ヤンソン
久山葉子


消えた少年

ジャンル
海外ミステリ > ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:462ページ
初版:2014年10月31日

ISBN:978-4-488-17505-4
Cコード:C0197
文庫コード:M-ヤ-2-1

装画:agoera
装幀:藤田知子


内容紹介

政治家である夫との隙間風に悩み、幼なじみの陶芸家に心惹かれるエルヴィーラ。最初は陶像のモデルになるだけだったが、それだけではすまなくなった。一度だけの情事。だが、ひとりの少年に見られていた。そしてその直後、少年が姿を消す。母親は半狂乱で行方を捜すが……。壊れかけた二つの家族。北欧の伝説息づく風光明媚なゴットランド島で何が? 自らも離婚を経験し、子どもと別れて暮らす女性警官マリア・ヴェーンが事件を追う。訳者あとがき=久山葉子



アンナ・ヤンソン

スウェーデンのゴットランド島ヴィースビューで生まれ、幼い頃から曾祖母にゴットランドの昔話や伝説を聞いて育つ。看護師として二十五年間働き、四十二歳のときに、本シリーズの一作目でデビュー、一躍人気作家に。このシリーズからは八作品がテレビ映画化されている。


久山葉子

(クヤマヨウコ )

1975年兵庫県生まれ。神戸女学院大学文学部英文科卒業。スウェーデン在住。主な訳書にペーション『許されざる者』、マークルンド『ノーベルの遺志』、カッレントフト『冬の生贄』、ランプソス&スヴァンベリ『生き抜いた私 サダム・フセインに蹂躙され続けた30年間の告白』などがある。