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著名な推理作家による知られざる本邦初訳の一品から異色作家による珍品まで――当代随一のシャーロッキアンが選び抜いて翻訳・紹介する、類稀なるホームズ・アンソロジー。
アントニイ・バークリー/フランシス・アイルズ
イギリスの作家。1893年生、1971年歿。ユーモア雑誌〈パンチ〉の常連寄稿家だったバークリー=アイルズは、一九二五年に“?”名義で初の長編探偵小説を発表。謎解き小説の離れわざ『毒入りチョコレート事件』、被害者の立場から描かれた驚くべき犯罪心理小説『レディに捧げる殺人物語』など、傑出した批評眼が生み出した高峰は今なお他の追随を許さない。まさに英国黄金時代を代表する巨人である。
北原尚彦
(キタハラナオヒコ )1962年東京都生まれ。青山学院大学理工学部物理学科卒。作家、評論家、翻訳家。日本推理作家協会員。横田順彌、長山靖生、牧眞司ら各氏を擁する日本古典SF研究会では会長をつとめる。〈本の雑誌〉ほかで古書関係の研究記事を長年にわたり執筆。主な著作に、短編集『首吊少女亭』(出版芸術社)ほか。古本エッセイに『SF奇書天外』『SF奇書コレクション』(東京創元社)、『シャーロック・ホームズ万華鏡』(本の雑誌社)、『新刊!古本文庫』『奇天烈!古本漂流記』(以上、ちくま文庫)など、またSF研究書に『SF万国博覧会』(青弓社)がある。主な訳書に、〈ドイル傑作集〉全5巻(共編・共訳、創元推理文庫)、ミルン他『シャーロック・ホームズの栄冠』(論創社)ほか多数。