ジュウノザイゴウ ブラック

十の罪業 BLACK

エド・マクベイン
ジェフリー・ディーヴァー
圷香織白石朗田口俊樹土屋晃


十の罪業 BLACK

ジャンル
海外ミステリ > アンソロジー
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:700ページ
初版:2009年1月30日

ISBN:978-4-488-16906-0
Cコード:C0197
文庫コード:M-ン-6-2

(C)John Davis/ゲッティ イメージズ
装幀:本山木犀


内容紹介

巨匠マクベインの呼びかけに応え、名だたる人気作家が一堂に会した書き下ろしアンソロジー──それが本書である。広義のミステリを書くこと以外は制約を受けず、各人が思うまま腕をふるった成果をご覧いただきたい。本巻には、数学者刑事が活躍するディーヴァー渾身の雄編「永遠」を筆頭に、キングが語る9・11秘話「彼らが残したもの」、J・C・オーツ、モズリイ、ペリーらの力作中編、全5編を収録した。


目次

「永遠」ジェフリー・ディーヴァー
「彼らが残したもの」スティーヴン・キング
「玉蜀黍の乙女(コーンメイデン)――ある愛の物語」ジョイス・キャロル・オーツ
「アーチボルド――線上を歩く者」ウォルター・モズリイ
「人質」アン・ペリー



圷香織

(アクツカオリ )

上智大学国文学科卒。英米文学翻訳家。訳書にオルツィ「紅はこべ」、マクニール「チャーチル閣下の秘書」「エリザベス王女の家庭教師」「ホテル・リッツの婚約者」、チュウ「夜の獣、夢の少年」「彼岸の花嫁」、ワスマー「シェフ探偵パールの事件簿」などがある。


白石朗

(シライシロウ )

1959年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。訳書にディック「ジョーンズの世界」、キング「11/22/63」「アンダー・ザ・ドーム」、ブラッティ「ディミター」、グリシャム「ペリカン文書」「アソシエイト」、ヒル「ホーンズ 角」など多数。


田口俊樹

(タグチトシキ )

1950年生まれ、早稲田大学第一文学部卒。英米文学翻訳家。主な訳書、D・ハメット「血の収穫」、R・マクドナルド「動く標的」、R・チャンドラー「長い別れ」、B・テラン「その犬の歩むところ」、L・ブロック「死への祈り」他多数。