エイビイエイノサツジン

ABAの殺人

アイザック・アシモフ
河合裕


ABAの殺人

ジャンル
海外ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:384ページ
初版:1979年11月23日

ISBN:978-4-488-16704-2
Cコード:C0197
文庫コード:M-ア-2-9

写真:(C)Lock G. Holme
装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。


内容紹介

アメリカ図書販売協会(ABA)の年次大会で新進作家が死んだ。シャワー室で裸のまま倒れた拍子に頭を打ったらしい。第一発見者の作家、ダライアス・ジャストは彼を一人前の作家に育て上げた男だったが、部屋の中にごく微量のヘロインが落ちているのを見逃さなかった。アメリカの出版界を舞台に巨匠が描く本格推理巨編。著者あとがき=アイザック・アシモフ


アイザック・アシモフ

アメリカの作家。1920年、ロシアに生まれ、3歳で家族とアメリカに移住しニューヨークで育った。35年、15歳の若さでコロンビア大学へ入学。39年、SF専門誌に短編が掲載され作家デビュー。40年代の“SF黄金時代”の立役者の一人となり、50年、自身が考案した〈ロボット工学の三原則〉に基づく連作短編集『わたしはロボット』で一躍脚光を浴びた。SFの代表作に、壮大な未来叙事詩《銀河帝国の興亡》シリーズ、またミステリの代表作に、安楽椅子探偵物として名高い《黒後家蜘蛛の会》シリーズがある。一般向け科学解説書をはじめ、ノンフィクションも数多く発表した。92年没。