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判型:文庫判
ページ数:360ページ
初版:2015年11月20日
ISBN:978-4-488-13607-9
Cコード:C0197
文庫コード:M-フ-21-6
装画:松村葉子
装幀:内海由
父の衝撃の発表から一週間あまり。とうとうあの人が載った列車が、バックショー仮駅に到着した。みんなで列車を出迎えている折、フレーヴィアは見知らぬ男から父への謎めいた伝言を頼まれる。しかしその直後、男は誰かに押され、列車に轢かれて死んでしまった……。徐々に明らかになる謎めいた言葉の意味、ド・ルース家の秘密。大人気のフレーヴィア・シリーズ、大団円の第六弾。解説=穂井田直美
アラン・ブラッドリー
1938年トロント生まれ。ライアソン大学卒業後、テレビのエンジニア、大学教員を経て、2007年『パイは小さな秘密を運ぶ』で英国推理作家協会賞(CWA)デビュー・ダガーを受賞。2009年に刊行された同書は、カナダ生まれの70歳を超える新人作家が描く、イギリスを舞台にした11歳の少女探偵ミステリとして世界中で大きな話題となり、アガサ賞、エリス賞、ディリス賞など9つもの賞を受賞する。このフレーヴィア・シリーズは、世界37か国で累計300万部を上回る人気を博す。
古賀弥生
(コガヤヨイ )東京女子大学文理学部英米文学科卒。ブラッドリー『パイは小さな秘密を運ぶ』『人形遣いと絞首台』『水晶玉は嘘をつく?』、ナイト『夏の沈黙』、マカルパイン『青鉛筆の女』など訳書多数。