ミッドナイトブルー

ミッドナイト・ブルー

ロス・マクドナルド
小鷹信光


ミッドナイト・ブルー

ジャンル
海外ミステリ > ハードボイルド
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:342ページ
初版:1977年5月20日

ISBN:978-4-488-13207-1
Cコード:C0197
文庫コード:M-マ-1-7


装幀:東京創元社装幀室


内容紹介

ハメット、チャンドラーとともに〈御三家〉と呼ばれ、ハードボイルドというジャンルを確立させた巨匠ロス・マクドナルド。本書は、登場以来、深化・円熟を遂げ、アメリカ文学界の一翼を担う作家と称されるに至った著者の五つの短編と、代表的評論「主人公(ヒーロー)としての探偵と作家」を収める。名作中編「運命の裁き」をはじめとする、ハードボイルド・ファン必読の傑作コレクション!


目次

「女を探せ」
「追いつめられたブロンド」
「ミッドナイト・ブルー」
「眠る犬」
「運命の裁き」
「評論主人公(ヒーロー)としての探偵と作家」


ロス・マクドナルド

1915年にカリフォルニアで生まれ、西部カナダで育ち、44年に長編『暗いトンネル』でデビューした。49年の『動く標的』以降、私立探偵リュー・アーチャーを登場させ、ハメット、チャンドラーに次ぐハードボイルド派の巨匠と目され、現代アメリカ・ミステリ界を代表する作家の一人となった。『ミッドナイト・ブルー』はその足跡を概観するのに格好の一冊である。1983年歿。


小鷹信光

(コダカノブミツ )

1936年岐阜県生まれ。早稲田大学文学部英文科卒。70年に〈ミステリマガジン〉で始めた連載「パパイラスの舟」を端緒に数々のエッセイでアメリカ探偵小説を紹介するとともに、ハードボイルドの古典的名作から“ネオ・ハードボイルド”作品群まで多数翻訳。またテレビドラマ『探偵物語』では原案ならびに小説版を手掛け、私立探偵・工藤俊作は国産ハードボルドの代名詞的存在となる。2007年『私のハードボイルド 固茹で玉子の戦後史』で第60回日本推理作家協会賞を受賞。15年没。